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うつ病の症状とは?人によって違う心身の不調と傾向を紹介!治療法も解説

うつ病の症状とは?人によって違う心身の不調と傾向を紹介!治療法も解説

うつ病はそっと人に忍び寄る、感情や気分をコントロールできなくする病気です。

 

症状は精神的に出るとは限らず、体調不良として現れることもあります。

体のだるさやしびれなど、内科や整形外科では原因がわからないと言われた場合には、うつ病が関係している可能性も。

 

この記事では、うつ病の症状や原因、うつ病の前兆、治療法についてもご紹介します。

 

「私はうつ病なのかもしれない」
「この体調不良はうつ病が原因かな?」
「今抱えている問題はうつ病と関係があるのかな?」

 

まさか自分がうつ病を抱えるとは思っていなかった、という人ですら、予期せぬタイミングでうつ病を抱えてしまうことはあり得ます。

この記事を通して、うつ病の正体を理解していただけたら幸いです。

 

★この記事の筆者
東京都日本橋の精神科「メディカルクリニックルナ東京」のスタッフが執筆しました。
宝町駅から徒歩0分にある心療内科・精神科。うつ病患者さんと真っ直ぐに向き合っています。
ストレスに悩んでいる方は、お気軽にご相談ください。

うつ病の症状とは?精神的な症状とは限らない

誰にでも、ショックなことや悲しいことがあり気分が落ち込んだ経験はあると思います。

そのような気分は、時間の経過とともに解消されたり、気分転換をして癒されたりすることで回復するものですね。

 

ところが、うつ病の場合は、問題が解決しても気分に回復がみられなかったり、そもそも原因がわからずに落ち込んでしまうことがあります。

こうして会社や学校にいけなくなるほど落ち込んだり、体調不良を引き起こしたりするため、治療が必要になるのです。

 

うつ病を経験したことのない人からすると、なまけているとか、心が弱いなどと考えられてしまうことがありますが、そういうわけではありません。

脳内物質に急激な変化が起きるからこそ起こってしまうことなので、心を強く持てば良い、という話ではないのです。

うつ病の症状は心と体にあらわれます

うつ病は精神病であるという認識から、気持ちが落ち込むだけだと考えられることがあります。

でも実は、心と体それぞれに症状が出るものなのです。

下記のような症状がしばらく続くようなら、うつ病である可能性があります。

 

▼心にこんな症状があったらうつ病かも
・好きだったことへ興味がなくなった
・以前は楽にできていたことが苦痛になった
・原因がわからないのに1日中落ち込んでしまう
・集中力がなくなりミスが多くなった
・物事を自分で判断できなくなった
・理由もなくずっとイライラしてしまう

▼体にこんな病状があったらうつ病かも
・体がだるく疲れやすくなったと感じる
・食欲がわかなくなった
・低体温や微熱が続き治らない
・周りの音に気が取られビクビクしてしまう
・疲れているのに眠れなくなった
・吐き気や胃もたれ、胃痛、下痢が続く
・眠りが浅く早朝に目覚めてしまう

 

無関心になったり、何をするのもおっくうに感じたりしたら、すでにうつ病になっているかもしれません。

 

うつ病の症状とは?前兆を察知しよう

上記でご紹介したような症状が2週間以上続くとき、うつ病であると判断されることが多いです。

「そこまで症状が続くことはない」と感じている人でも、前兆があるなら注意が必要です。

 

▼うつ病の前兆とは?
・良いことがあっても気分が晴れない
・楽しさや喜びが感じられない
・今まで好きだったことが楽しめない
・ストレス発散でしていたことに疲労感しかなくなる
・ダイエットしていないのに体重が落ちる
・疲れているのに眠りが浅い

 

特にわかりやすい前兆は、睡眠に起きる問題です。

睡眠は、体が生命力を維持するために必要なエネルギーになります。

寝付くのに時間がかかる場合や、眠りが浅く途中で目が覚めてしまう場合、朝早くに目が覚めてしまう場合には、ストレスがたまっている証拠と考えて良いでしょう。

エネルギーが底尽きてしまったとき、うつ病へと進行してしまう可能性があります。

 

うつ病の原因とは?

日頃のストレスの積み重ね以外にも、うつ病の原因となってしまうことがあります。

例えば、失敗の経験や結婚、出産、就職、失恋、離婚、引っ越しなど、環境が変わったことがきっかけで引き起こされることも。

また、もともとうつ病を引き起こしやすい性格の人もいます。

真面目な人や、自分に厳しい人、気を遣いやすい人などはストレスを受けやすいため、うつ病になるということも。

 

うつ病の症状がありますか?治療法を紹介

うつ病の前兆を感じている人は、まず目一杯リラックスしてみましょう。

 

・カフェインは睡眠5時間前までにする
・ぬるま湯のお湯につかる
・アロマや音楽を使って落ち着く環境を作る
・仕事の仕方を変える

 

これでも症状が解消されないなら、はやめに精神科を受診しましょう。

精神療法やカウンセリングを通して、心の状態と向き合っていきます。

心や体がつらいなら、ご相談ください

「メディカルクリニック ルナ東京」では、心に重さを感じている人たちと真剣に向き合うことで、つらい気持ちを解消に導いています。

 

うつ病の可能性や、前兆があると感じている人はもちろん、心や体がつらいと感じている人は、お気軽にご相談ください。