突然の動悸や息苦しさ…それ、パニック障害のはじまりかもしれません|心療内科医がやさしく解説

パニック障害に悩む人の心を落ち着ける、朝の光が差す静かな室内風景

電車や会議中に突然息苦しくなった経験はありませんか?それはパニック障害の初期サインかもしれません。心療内科メディカルクリニックルナ東京が、パニック発作の特徴と対処法、受診の目安をやさしく解説します。

目次

こんな症状、ありませんか?

  • 急に動悸がして、息ができないような感覚になる
  • 胸が苦しくなって「このまま死んでしまうのでは」と思う
  • 電車や会議室など、逃げられない場所で不安が強くなる

そんな経験がある方は、パニック障害の初期段階かもしれません。

パニック障害とは?|突然起こる「強い不安」の発作

パニック障害とは、明確な理由がないのに、突然激しい不安・恐怖に襲われる病気です。
この発作は「パニック発作」と呼ばれ、以下のような症状を伴います。

パニック発作の主な症状

  • 激しい動悸・息切れ・窒息感
  • めまい・ふらつき・手足の震え
  • 「このまま死んでしまうのでは」という恐怖感
  • 発作が終わったあとも、「また起きるのでは」という不安が続く

発作の引き金は「ストレス」と「無意識の緊張」

パニック発作は、外から見ると突然ですが、
実際には、ストレスや疲労の蓄積、過度なプレッシャーが背景にあることが多いです。

よくあるきっかけ

  • 過労、寝不足、気候変化
  • 人間関係のストレス
  • 長期間の緊張状態(仕事・受験・育児など)

「病院に行くほどでは…」と思っている方へ

「気のせいかも」「疲れていただけかも」と思っていませんか?

でも、一度でもパニック発作を経験した方は、早めに心療内科で相談することをおすすめします。

発作はくり返すうちに「電車が怖い」「外出が不安」など、行動範囲が狭くなる予期不安や回避行動に進展することがあるからです。

心療内科ではどんな治療をするの?

  • 病気かどうかをはっきり診断してもらえる(それだけで安心できる方も多いです)
  • 薬を使う場合もありますが、ご本人の希望や症状に合わせて柔軟に対応します
  • カウンセリングや呼吸法・生活改善アドバイスなども選択肢になります

まとめ|早めの相談が、心を守る第一歩です

パニック障害は「よくある心の病気」のひとつで、正しいケアで必ず改善が期待できる病気です。

「このまま悪化するのでは…」と不安を抱えたまま我慢せず、
一度、心の専門家に相談してみませんか?

私たちメディカルクリニックルナ東京では、
パニック障害に関するご相談を多数受けており、
一人ひとりの症状や生活背景にあわせてサポートしています。

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