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ビタミンDは心と体の健康に直結!暗い気持ちの原因かも?重要性を解説

ビタミンDは心と体の健康に直結!暗い気持ちの原因かも?重要性を解説

近年、ビタミンDの存在が世界的に重要視され始めているのをご存知でしょうか。

特に日本人はビタミンDの接種濃度が低い国民として認識され、2018年には厚生労働省によってビタミンDの接種基準値を引き上げられるほど。

 

ビタミンDを意識して摂取していないなら、あなたもビタミンD不足が原因で不調を感じているかもしれません。

 

「最近風邪をひきやすい」
「落ち込みやすいようになった気がする」
「花粉症やアレルギーの症状が出るようになった」

 

このような症状は、ビタミンD不足が原因で引き起こされている可能性があります。

 

この記事では、ビタミンDと病気の関連性や、摂取する方法まで解説していきます。

体や心に不調を感じている人は、目を通してみてください。

 

ビタミンD不足が病気の原因に?心と体への影響とは

ビタミンDは心と体をさまざまな病気から守ってくれる栄養素のひとつです。

適切な量を摂取をすることで、体のバリア機能をアップさせ、強い心身を作りあげます。

 

▼ビタミンDの力

・免疫力の向上
・アレルギー症状の改善
・アトピー性皮膚炎の改善
・風邪予防
・インフルエンザ予防
・うつ病予防

 

ビタミンDを摂取することで、体の健康だけでなく心の健康にも効果が見込めます。

 

特に心療内科領域では、ビタミンDに心や神経のバランスを整える力があることがわかり、改めて重要性が注目されてきました。

 

それでは、ビタミンDの力をご紹介します。

 

 

ビタミンDは健康に重要な栄養素!効果とは?

ビタミンDは体と心どちらにも必要な要素であることがわかっています。

体と心それぞれに対する効果をご紹介します。

ビタミンDの効果①:健康な体に重要!

ビタミンDは免疫力を向上するため、花粉症の症状を改善させる作用があります。

 

花粉症が発症する理由はいくつか存在しますが、その中の一つが腸壁の弱体化です。

腸壁にある粘膜細胞間が緩むことで、隙間から花粉が漏れ出しやすくなり、体内へと侵入してアレルギー反応を起こします。

ビタミンDは腸粘膜の結合を助け、免疫抗体の力をアップするため、花粉症の症状を緩和します。

 

さらに、アレルギー症状を緩和する力にもたけています。

具体的には、ビタミンDが殺菌や抗ウイルスの力をもつタンパク質「カテリジン」を作るほか、抗菌ペプチド「カテリジン」を皮膚の上に作ることでバリア効果をアップさせる仕組みです。

 

✔️ビタミンDは太陽光から作れる

ビタミンDは食べ物から摂取するのはもちろん、太陽光に含まれる紫外線をあびることで体内に生成することもできます。

日焼けを気にして紫外線を避けたくなる気持ちもわかりますが、最低でも1日に15分間は外に出ることで、ビタミンDの生成をするのがおすすめです。

 

特に冬場は紫外線が減少するため、皮膚上にある抗菌ペプチドも減少することで、インフルエンザや風邪をひく人が増える傾向があります。

意識的にビタミンDを摂取したり、太陽光にあたるようにしましょう。

ビタミンDの効果②:健康な心に重要!

ビタミンDはうつなど精神的な病気から心を守る働きがあります。

具体的には、ビタミンDが「脳内物質セロトニン」と呼ばれる神経バランスを整える物質を調節するため、メンタル症状に効果的です。

 

例えば雨や雪の多い北欧諸国では、精神的な症状により自殺率が高い傾向があります。

紫外線が年間を通して少ないため、うつ症状になりやすいのです。

日本も例外ではなく、冬季にはうつ患者が増える傾向があります。

 

ビタミンDが摂取できる食べ物を紹介!意識的に食べよう

ビタミンDの摂取が不足すると、カルシウムの吸収率を低下させるため、骨軟化症や低カルシウム血症などの病気を誘発する原因になります。

食事には意識的にビタミンDを取り入れるようにしてみましょう。

 

▼ビタミンDを多めに含む食材例
・生あん肝
・いくら
・しらすぼし
・さんま
・あじ
・べにざけ
・豚タン
・うずらの卵
・豚足
・干し椎茸
・エリンギ
・舞茸

 

日本人のビタミンDの摂取目安量は、1日約5.5mgだと言われています。

 

引用:厚生労働省

>>https://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-10901000-Kenkoukyoku-Soumuka/0000042635.pdf

 

とはいえ、食材に入っているビタミンDを調整するのは難しいです。

ビタミンDを効率的かつ確実に補うために、サプリを使うのも良いでしょう。

 

ビタミンDは不足しがち!サプリで補うなら医師に相談を

ビタミンDは不足しがちな栄養素です。

サプリを飲んで補うのは簡単で有効な手段ですが、むやみに摂取して良いものではありません。

体に良いものも摂取のしかたを間違うと、体に悪い影響を及ぼしたり、見込んだ効果が出ないことがあります。

 

サプリを利用するなら、まずは医師に相談しましょう。

 

当院では、あなたに必要なサプリを処方します。

本当に必要な栄養素は何なのか、どれくらい摂取すれば良いのか、医師がしっかりお伝えします。

気になることがあれば、お気軽にご相談ください。